【これで解決】話が噛み合わない人。

コラム

初めに

「何かあったら質問してこい」「なんで報告しないんだ」そういったやりとりは社会人になれば一度はするものでしょう。その時相手は何を考えてそういったことを話しているのでしょうか。

今回は、相手の考えていることや自分の考えていることを深掘りして原因がどこにあるのかについて考察していきます。何も言わなくても話が通じる人はいます。何か同じ目的を共有していたり、同じ問題について話をしていたりする時です。お互いに目標を同じにしていることが前提となります。

本文

例えば以下の会話を読んでみましょう。

A:「先日お話しした件ですが、〜のような問題があって、〜感じで進めていこうと思っています。」
B:「それだと〜のような問題点がないかな。」
A:「あ、そうかもしれませんね。では〜のような形で、ケアしながら進めていきます。」
B:「わかった。また問題があったら教えてね。」
A:「はい。わかりました。」

(〜の中はあなたの知っていることに当てはめて考えてみてください)
この会話ではなんの話をしているのか外から見るとわかりませんね。
少し解説していきます。

この会話は私が働いていく中で、上司に何かを提案するときに使う会話のテンプレのようなものです。
この会話では前提として、「先日話した件」があることだけではなく、Aさんは仕事をBさんに把握しておいてもらう必要があるのです。BさんはAさんが何をしているのかを把握している必要があります。

つまり、この会話の言葉の表面だけではなく、相手の背景や、この人はどんなことを言いたいのであろうか。とか、その先のこともわかっていなければ、話に入っていくことができず、テンポよく会話を進めることができません。

実際、私が仕事で相手と話す時や情報が欲しい時は、
1, 事前に何が聞きたいのか
2, 自分のしたいことは何か
3, 他に問題点はないのか
などのことを考えてから質問したり、上記のような会話をしにいきます。
事前に予想できることは予想して、心配なことがあれば上司や上の人に相談する癖をつけるようにしましょう。

しかし相手との目標や目的を共有できていない場合の会話は次のような感じになります。

A:「あ、あの・・・。」
B:「どうしたの?」
A:「先日お話しした件ですが・・・。」
B:「うん、どの件?」
A:「〜日に〜こんな感じの内容でお話しさせていただいたのですが。」
B:「あぁ、あれかな?それがどうしたの?」
A:「あの件で先方がちょっと問題があるみたいで。」
B:「うん、どういう問題があるの?(イライラ)」
A:「それが、ちょっと複雑でして・・・。」
B:「うん。時間ないんだけど(#^ω^)ピキピキ」
A:「あっ、すみません・・・。」

問題点

見ていてこちらがイライラしますね。これが自分と相手の目標の共有ができていない、ということになります。この会話ではBさんはかなり優しく聞いていると思います。しかし、この会話を何度も続けていると、容量が悪い人というレッテルを貼られ、Aさんは無能扱いされてしまいます。
次第に周りから孤立したり、何かを聞く前から邪険に扱われたり、露骨に話を聞きたくないアピールをされ、余計に問題解決を困難にさせてしまいます。
この会話の問題点は、お互いの目的や自分の気持ちが違うことで、どのような問題解決の方法がお互いに共有できていないことだと考えられます。
1. Aさんの中で問題点や伝えたいことが決まっていない。Bさんとの会話の中で見つけていきたいと思っている。
2. Bさんは早く結論が欲しい。具体的にどのようなアドバイスをすればいいのか迷っている。

そのときAさんBさんは何を考えているのか

Bさんの目標と目的は「問題解決」です。
問題解決をしてAさんの悩んでいることを共有し、問題を解決して成果を上げたい。
そして、問題点を自分で見つけて、自分で動いてもらいたい。Aさんが一人で解決できると思っている。

Aさんの目標は会話による「コミュニケーション」です。
Bさんと会話をする中で問題点を見つけて、協力して仕事を進めていきたい。
今やっている自分の仕事の内容をわかって欲しい。Bさんに先導して動いて欲しい。正直自分で問題を解決できる自信がない。

この会話だと、Bさんの方が仕事ができるように感じます。なんとなくAさんの方は要領が悪いような・・・。

二つの会話法

Aさんの会話法は仕事の上では役に立ちます。自分の意見をしっかりと伝えて、(相手が傷つくかは関係なく)事実を伝える会話法です。昨今このような言い方は色々な問題がありますが、
「男の会話」と、言えるでしょう。連絡事項だけを伝えてほしいといったような具合です。


(一応補足しておきますが、私は男性脳と女性脳はあると考えています。そちらの方が私が生活をする上で、仕事と生活によって会話法を分けることで少しでも相手に気持ちよく話して欲しいため、相手のことを理解する一つの要素として取り入れています。その人の環境によって考え方は変わるので一概には言えませんが、どちらの考え方が優勢か。というのはあると考えています。)

Bさんの会話法は家庭や、普段の生活。相手の人と会話を楽しむときに役に立ちます。人の意見や意思を尊重したいという気持ちは、相手を傷つけないための会話方です。「女の会話」ですそうなんだ!と共感して欲しいといった具合です。

(古代からこのような会話は行われています。事実人間を進化させ、会話というコミュニケーションツールを手に入れたのは最初は女性と言われています。会話は武器です。男がいい、女がいい。という話ではありません。特徴の話です。)

どちらにも特徴があり、どちらが悪いというわけではありません。
「あっこの人会話が通じないなあ。」と感じたらその人の特徴なんだと受け入れることも大切です。

仕事では「女性脳」の方と会話するとイラッしますし、家では「男性脳」の方と会話するとえぇぇってなります。いきなり別の脳のタイプの人と話すとびっくりするし、辛いこともあるでしょう。
お互いに理解していけるような関係になれるといいですね。

まとめ

まずは自分がどちらの脳タイプかを理解して、それに合わせた対処法を身につけていくことが大切です。私自身は元々は女性脳タイプでした。仕事でなかなか話を聞いてもらえず困った思いをしていました。しかし今なら、あの時の自分はなんてわがままだったんだろうなと感じます。「わかってほしい、わかってほしい」という気持ちが強く、自分の意見を伝えることをしませんでした。
周りからは大変迷惑な人だと思われていたと、後から聞きました。

話を噛み合わせるためには、前提知識と目標と目的をはっきりとさせて会話をするべきです。話を聞いて欲しい場合であれば「相談があるのですが」「この場合ってどのようにしたらいいですか?」など、直接問題解決を目的としなければ改善するかもしれません。相手のことを観察してよく見極めることも大切ですね。

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