まずはこのブログに来ていただいてありがとうございます。
このブログでは私が未熟ながらも未経験の世界で働いてきて感じたことをブログに載せております。
働いているときは辛くて周りのことは一切見えないような日々を送っていましたが、今は全て懐かしい思い出のように感じます。次私が似たような環境で働くことになった時や、他の人に助言を求められたときに全てを忘れて見当違いなことを言わないように、当時の自分に向けてのアドバイスだと思ってこのブログを進めていきます。
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。
チャールズ・スペンサー・チャップリン・ジュニア
このブログを書こうと思ったとき一番最初に思い浮かんだ言葉です。笑
それではどうぞ!
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私は中学を卒業して五年間料理の世界で働いてきました。今はITエンジニアとしてホワイトな業界にいます。結論として私の場合転職をしてよかったと思っています。
長い間働いてきて、働くことは私の能力が活かしきれないなと感じました。お前は向いていない、
もちろん、自分に疑問を持ちながらでも長いこと働いていれば、いつかは成長のチャンスがあり、せっかく続けていたことをやめるなんてもったいない気持ちもありました。周りの人から言われてきたましたし。
特に仕事をやめる前日は「ほんとにこれでよかったのか」「これから知らない世界でやっていくことができるのか?」と自問自答して眠れなかったのを覚えています。同期の人に置いていかれる感覚、あいつはどこに行ってもダメだろうという周りからの目線。
本当に不安でした。しかし、後悔は一切ありません。
周りの人から「向いていないから辞めたほうがいい」とか「ここまで続けたのに今辞めたら全てが無駄になるから辞めないほうがいい」なんて矛盾したことを言われても、結局決めるのは自分です。
自分の信じる道を進むしかないんです。
私みたいにここまでの頑固者で協調性がなく、毎日同じことをできない。そんな無能がいるとは考えられませんが心当たりのある方は、あなたの人生の教訓として、人生に役立つ何かをこのブログで見つけて行っていただけると幸いです。
具体的にどのような無能であるか。

五年間働いてきて私は一切成長している実感がありませんでした。知識が身に付いていないと自分でわかるのです。ろくに仕事を覚えることができず、毎日の決まったことすらできない。かといって臨機応変に動くこともできず、たまに動けばトラブルを起こす。
何度「頼むからじっとしていてくれ!」と言われたことか。
本人は良かれと思ってやっているんですよ。周りからはきっと迷惑なんでしょうね。だって自分がもう一人いて、自分と働くとしたら働きたくないですもん。笑
でも、どうやって動くべきなのかわからなくて、長く働いているから周りの人に聞くこともできずにだんだん孤立して行ってしまう。
余計に周りの人を頼ることができなくて、物事を解決することができず、無能と認定される。
そのほか、無能の理由を挙げるとキリがありませんので、詳細はまた書くとして。
私は結論に至りました。絶対人と働くのは無理だ。周りの人を不快にさせるだけだ。と。
この結論に至るまで五年がかかりました。
たぶん働き方があっていない!そうだよ!多分。

色々な職場で働いてきて、技術が身に付かず、目にかけてくれた人たちを裏切って裏切って・・・。それでも自分を成長させる気にはならなくて。気がついたら怠けている。
しょうがないじゃないですか。一日中ずっと立っていて、日々の生活で学ぶことができない。勉強の仕方がわからないのであれば一生成長することはできません。
五年間、遅刻はありましたが、自由な時間は6時間。寝る時間も含めて。休みは週一程度。きついんです。
仕事の疲れで寝ているしかない。しょうがないんです。
言い訳だという人はぜひ想像してみてほしい。毎日怒られ、頼れる人もいなくて、仕事をしようにも周りの目がキツくて全然集中できない。次第に挙動不審になり、周りから責任を押し付けられ、潰される様を。
本を読む時間もない。他人を気遣える余裕もない。けどお客様には笑顔で喜んで欲しい。周りから白い目で見られる。たまに知り合いに連絡すると、辛いけど頑張って。といわれる。修行だと言い聞かせて頑張ってきたけど、本当にこれでいいのかと不安になる。考えている余裕がない。寝る前に今日1日の復習する暇なんてない。でも、周りの期待に応えなきゃ・・・。
そこに自分の意思はもうありませんでした。他人の感情に振り回されて、自分がわからなくなって。
あの人がこういっているから、こうやろう。正しいんだろう。そう考えるようになり、深く追及することもない。思考力が奪われる。
そんな自分にはもう嫌気がさしたんです。
このまま続けていても自分は絶対に変われない。このまま人の下について働いていくのかと考えると本気で死んでしまう。かといって、将来この世界で上に立ったとしても無能のまま、技術がないから間違ったことを伝えて行ってしまうかもしれない。
それは嫌。上に立つのも、下についていくのもできない。
だったらもう、生きていけないじゃん。じゃあ転職しよう。そう決意しました。
上の人が私の将来である。そう感じてしまった時、ゾッとしてやめることしか選択の余地はありませんでした。
40歳にもなる料理長が入りたての10代の人を虐めている。精神的に追い詰めている。そして周りの先輩方は逆らうことができない。困っている人を、頑張っている人を笑っている。助けもしない。邪魔をしてくる。自分は見ているだけ。
私はそんな人にはなりたくない。
辞めた理由はそれだけですが、シンプルで非常に力強く、この心は誰にも負けません。
私のやりたいこと。

その日に辞表を出して、何があってもやめると、優柔不断な自分を勇気づけ一ヶ月を過ごし。ようやく抜け出すことができました。
無い知恵を絞りに絞ってやりたいことを考えました。最終的な目標は「働かないでも生きていけるような人生にしたい」ということです。
今までそんなこと考えてこなかったですからかね・・・。そんなことしか思い浮かばなくて。
褒められることじゃ無いのはわかっています。そんな人を見る周りの目が厳しいこともわかっています。けれど私が決めたことなんです。今までやりたいことなかったけれど自分が初めて決めた目標です。他人の目線なんて今までのことに比べたら屁でもありません。絶対に成し遂げてみせます。将来は楽をして暮らすんです。
絶対誰にも言いませんが。
そしてその先私のやりたいことは、私の子供を二度とこんな目に合わせないようにすることです。こんな無能が生まれないように。中卒で何もわからないまま世界に放り投げた父親のようにならないように、私は勉強をする。
反抗することを忘れ、自分の力で考えることを知らないような人にならないように私は努力する。
全てはまだ見ぬ私の子供たちのため。子供たちの才能を無駄にしないような生活を送らせる。
これが私の目標です。これも誰にもいいませんが。
この目標の達成の仕方。

目標は私が料理の世界を離れるときに決めたことです。しかし、もちろんこのままではその目標が達成される前に私が金がなくなって死んでしまいます。だって、辞めた時のお金は20万円程度でしたから。しかも200万円の借金もあって。
寮も追い出され、浮浪者になる覚悟しかありませんでした。
時は3月。これからあったかくなるし、冬までには何とかなるやろ!いけるいける!みたいな。
しかし、お金の関係で生きていけても三ヶ月。そうやって自身を焚き付けて料理の世界から逃げようと必死にもがきました。寮を出る直前まで悩んで、悩んで、これでよかったのか。本当に生きていけるのか。そう、自問自答し続けていました。
働いている残された一ヶ月でどんなふうに目標を達成するか。そう考え続けていましたが結果的に思いついたのはまだまだふわっとしたイメージです。しかし、必ず実現してみせます。
今まではずっと肉体労働でした。目標が達成できなくても最悪何も考えずにただ目の前のことをやる機械のままでもいいかと。機械工とか、工場とか働き口はいくらでもある。
馬鹿にされるだけ。後ろ指さされて生きていくだけ。年下の子に顎で使われるだけ。
最悪それでもいいと思うからこそ私は今全力で挑戦をしています。
私が稼いでいくために具体的にどのようにするべきか。

しかし・・・。頭を使って稼ぐということを知らないわけで、どのように生きていけば頭を使って稼いでいることになるのか。
いっぱい考えて、いっぱい調べました。その結果、
積み上げることで価値を生み出していくんだと知りました。
例えば料理と不動産の違いとかだとわかりやすいですが、
料理は一瞬で消えるもの。食べたら無くなりますからね。それに毎日か毎月かメニューを変えなければいけない。一瞬で消えるのに。
ただ、不動産だと、20年、30年残るわけですよ。10年に一度買うことができればその間ずっと収入が入ってくる。たくさん持っていれば、持っているだけ収入が増えるのです。
ある意味で経営者などと同じかもしれませんね。いっぱい持っていれば増えるので。
知識も同じでしょう。たくさん積み上げれば金になる、本を出せる。他の人に伝えることができる。
多少大袈裟な例を挙げましたが、たくさんのものを積み上げることで、金を生み出すことができる。それは間違い無いでしょう。
ならば知識もない。金もない。そんな私は何を積み上げるか。
わたしは時間を積み上げます。具体的にいうと、ブログを書き続けます。文章をネットの海に積み上げます。
まだまだ稼げるようなブログではありませんがこれから成長させていきます。
とりあえず稼げる感覚を養って、それからSNSなどに時間を投資していきます。全ては私の子供たちのために。
とりあえずは家でもできる仕事、もしくは勤務時間が短い仕事に就いて、徐々に稼げるような仕組みを作っていけたらいいなと思っています。
当時自分が悩んでいたこと。

私は当時、人間関係構築能力、仕事を遂行できない無能さ、周りの目が気になってしまう・・・。などの悩みがありました。本当に苦しく、どうやっても解決できないような意識に苛まれていました。
何をやってもダメ、どうやっても嫌われてしまう。
そんな状態では仕事することはままならないですよね。人間が働く以上必ず出る問題だと思います。仕方のないことなんです。
いらない人間は組織の中に必ず必要なんだ・・・。なんて、妄想じみたことを考えながら働いてきました。自分が辞めると他の人がどうせいじめられるし、どこに行っても自分はいじめられるようになってしまう。
だったらこの職場にいるほうが楽なんじゃないか。だって将来怖いし、辞めて生きていける自信がない。
借金してるし、仕事辞めないままの自分と何ら変わらない自分が外に出たところで何も変わらないだろう、と。上の人や、業界の中では「辞めるような人間はろくな人間ではない。」とか「辞める奴はどこに行ってもすぐ辞める。」といったことが常識になっていて、「辞める=悪いこと」と言うような構造ができていてそれを刷り込まれる。
そして精神的に追い込まれていってしまう。
実際私は仕事を何回か辞めて、成長することができませんでした。どこの職場でも同じような課題に直面してしまい、それを解決することができず五年ほど時間が経過してしまいました。
人から嫌われていてしっかりとした解決策を用意できるわけないじゃないですか。冷静に考えることなんてできないと思います。
一度人間関係で悩んでしまうともう泥沼なんですよね。抜け出せないというか。悩まずに生きていけるならそれ以上にいいことはありませんね。自分を自由に発揮できると言うことは周りから認められていると言うことだからでしょう。
しかし、「一度役に立たない」「何だこいつ」と思われてしまうともう二度と改善されることはないでしょう。
少なくとも長い時間が必要です。一年とか半年とか。
しかし、時間が経って解決されたと言うことは、自分が変わったのではなく、相手が変わってくれた。「しょうがない奴なんだな」「可愛いところあるじゃん」と言うように相手が認めてくれた場合に限ります。
認めてくれるには時間がかかるし、相当な努力が必要です。
かといって好かれるために努力すると嫌われる傾向にあります(coco調べ)。相手にとっては知らない間に努力して、自分のためにやってくれたことが嬉しいわけです。努力も方向によっては悪手になります。
私としては、たまたまやったことが相手の好感につながった⇨よかったぁ・・・。の繰り返しでなんとか生きてきましたしました。
そのせいで怒られることもしばしばありましたが、それもキャラとして突き通してきた時もあります。
しかしそれも一時的なものであり、辞めてしまうと自分の実力で勝負するしかないのでかなり諸刃の剣です。前職で好かれていたとしても、その人がたくさん仕事のやり方を知っている人で権力者でなければその世界で生き続けることは困難になるでしょう。
結局生きていくには自分の実力を上げるしかないのでしょう。自分で勉強して、コツコツながら人に聞いたりして。まぁ、それができないから苦労していたんですけどね。
人間関係の悩み
軽く10個ほどあげてみましょう。多分余裕です。
- 周りの人と協調して仕事をしていくことができない
- 素直に上司や同期にわからないことを聞くことができない
- 上の人や他の人のアドバイスを受け取ることができない
- 尊敬している人、していない人の差が激しい 偏った考え方しか取り入れることができない
- 人に言い返すことができない 全て相手のことが正しいと感じてしまう
- 自分に嫌なことがあった時露骨に態度に出てしまう
- 人との距離感が分からず、上の人に対して失礼な言動が多い
- 逆に対等な関係というのもわからない 友達同士でも上下関係を作ろうとしてしまう
- 人前に出るとやたらと緊張してしまう
- 距離を詰められると引いてしまう 友達とかと仲良くすることができない
- 相手との約束を軽くみてしまう時がある
- 関係を修復することができない
- 相手のことを思わず衝動的に発言してしまう時もある
- 自分の気持ちがわからない
中学時代 家で一切勉強をしない授業だけで平均点は取れる学生でした。
何もしなくても平均点取れるから、努力というものを知らないまま社会人になりました。最終的に超無能。何も考えていない無能ができました。
福岡で働いているうちに、ある人に目をかけてもらって東京で修行をすることになりました。
中学を卒業して5年。料理人として日本各地を転々として働き、発達障害と診断され、いろいろな病院を周り、自分の生きてきた環境を元にブログを通してアドバイスをしています。